ペット葬儀はどのような流れで行われる?ペットとの別れ方を解説!
ペット葬儀はどのような流れで行われる?ペットとの別れ方を解説!
この記事を読むための時間:5分
ペットが大好きで、犬や猫、ハムスターなどの動物を家族のように大切に飼っている方も多いでしょう。
ペットを飼っていて一番辛いのが、ペットとの別れではないでしょうか。
大切なペットが死んでしまった悲しみで、何も考えられなくなってしまう人もいるかもしれませんが、ペットのためにもしっかりお別れしてあげなければなりません。
今回はペット葬儀の流れや方法について詳しく解説していきます。
ペット葬儀はどのような流れで行う?
ペットが死んでしまったら
ペットが死んでしまったら、家族が看取ることになります。
最後のお別れということで、抱きしめたいと思う方も多いかもしれませんが、亡くなったばかりのペットは体液が漏れてしまうことがあるので注意してください。
体液が漏れても良いように、お尻にタオルなどをあてがってから抱きしめてあげましょう。
もし事故に合い亡くなってしまい、血液が出ている場合は抱き上げるのは避けたほうが無難です。
動物は亡くなると人間と同じように死後硬直が始まります。
硬直は意外と早く、数十分程度で体が硬くなってくるので早めに楽な体勢にしてあげるとよいです。
最後は普段使っていたクッションやベッドなど、ペットが気に入っていた場所に安置します。
火葬場か葬儀社に相談する
ペットを火葬するためには、ペットの火葬に対応した火葬場へ連絡する必要があります。
火葬するだけなのか、お葬式をあげたりお墓を用意したり人によって希望が変わるので、対応してくれる火葬場がないか探してみましょう。
火葬上によって出来る事が変わるので、いくつか火葬場をチェックしておくと失敗が少なくなります。
良さそうな火葬場が見つかったら、担当者と相談しながら火葬の時間を決めてください。
混みあっている火葬場だと、自分の番が来るまでに時間が空いてしまうことがあるので注意が必要です。
遺体の腐敗が進んでしまうなるべく早く火葬できる火葬場を探さなければなりませんが、参加する家族の事情などによって適切なタイミングは変わるので、状況に合わせて日程を決めましょう。
もし火葬するまでに時間が空いてしまう時は、保冷剤などを使って腐敗するのを防いでおくとよいです。
お葬式を自宅で行いたい場合は、火葬場のスタッフに相談して対応してもらってください。
自分で火葬場と連絡を取りペットの火葬をすることができますが、もしそれができない状態なら、ペットの葬儀をしてくれる業者に全てお任せするのも1つの方法です。
火葬やお葬式
お葬式を火葬場で行う場合は、火葬場についてからその場でお葬式を行います。
所要時間は10分から30分程度で、炉の前でペットとお別れをしてから火葬することになります。
ペットの体重によって火葬時間は変わりますが、30分から1時間程度で済むことが多いです。
収骨
火葬が終わったら骨壺にペットの骨を収骨します。
人間の時と同じように、家族が長い箸を使って遺骨を骨壺へ納めます。
遺骨をお墓へ
火葬場でそのまま供養してもらう場合は、収骨が終わったらそのまま納骨堂やお墓に遺骨を納めます。
そうでない場合は、遺骨を家に持ち帰ることになります。
遺影と一緒にリビングに飾る、もしくはペット用の仏壇を購入してそこへ納めたりするとよいでしょう。
持ち家の方は庭に埋葬するケースも多いです。
これが基本的な流れで、スムーズに進めば埋葬まで1日で行う事ができます。
火葬場に立ち会えない場合もありますが、その時はペットを家まで迎えに来てもらうことも可能です。
ペットの火葬場は公営と民営がある
ペットを火葬する時は火葬場にお願いすることになりますが、火葬場には公営のものと民営のものがあります。
それぞれ特徴があるので、自分の希望に合わせて選ばなければなりません。
では、どういう特徴があるのかを詳しく見ていきましょう。
公営のペット火葬場は料金が安い
公営のペット火葬場は、相場が数千円程度と民営に比べて安いという特徴があります。
大切なペットが死んでしまい、しっかり火葬してあげたいけれどどうしてもお金が用意できないという方もいるかもしれません。
そういう時は、それほどお金がかからない民営の火葬場がおすすめです。
しかし、公営の火葬場で火葬すると遺骨を持ち帰れないことが多いので注意してください。
基本的に他のペットと一緒に火葬されるためです。
どちらかというと、火葬というよりは焼却するための施設になるので、遺骨を持ち帰りできないだけでなく、しっかりしたお葬式もできません。
大切なペットと十分なお別れをしたいという方は、他の火葬場に依頼することも考えましょう。
民営のペット火葬場なら本格的なお葬式もできる
民営の火葬場は、ペットを火葬するために作られた施設なので、人間と同様にしっかりお別れしたいという方におすすめです。
公営のように遺骨を持ち帰れないということもありません。
一番大きな特徴が、お葬式もできる火葬場が多いということです。
火葬した後に供養までしっかりしてもらいたい方は、民営の火葬場を選ぶとよいでしょう。
しかし、公営の火葬場に比べると料金が高く、相場は1万円から5万円程度です。
費用と相談して、公営にするか民営にするか考えましょう。
ペット葬儀には色々な選択肢がある
小動物なら埋葬もできる
犬や猫だけでなく、ハムスターや小鳥など小動物を飼っている方もいるでしょう。
犬や猫の場合、衛生上の問題で基本的に火葬をしなければなりません。
しかし、ハムスターのような小動物ならそのまま埋葬することも可能です。
持ち家の人なら、自分の家の庭に埋葬するという選択肢もあります。
それなら火葬する必要もなく、家族だけでペットを葬ることもできるので、小動物を飼っていて持ち家の方なら埋葬も選択肢に入れておくとよいでしょう。
火葬のみでお葬式ができない場合もある
人間が亡くなった時は火葬とお葬式どちらも行うのが基本ですが、ペットの場合は火葬のみ行うという選択肢もあります。
どうしてもお葬式を行いたい場合は、お葬式に対応した火葬場や葬儀業者に依頼する必要があります。
火葬場の中には専用の設備がなく、お葬式できないところもあるので注意してください。
ペットのお葬式は、火葬場にある祭壇にペットを安置しお経を唱えるという簡単なものが多いです。
火葬場によっては自宅からペットを火葬場に送る時に旅立ちの儀式をしてくれたり、自宅で末期の水を飲ませたりしてくれるところもあるので、十分なお別れをしたい方はそういった業者に依頼しましょう。
遺骨をどうするかも人によって変わる
ペットを火葬した後は遺骨が残りますが、それをどうするかは人によって変わるので、事前に決めておくことが大切です。
よくあるのは、火葬場で火葬した後に遺骨を自宅に持ち帰り供養する方法です。
合祀墓を併設している火葬場なら、他のペットと一緒に合祀してもらうこともできます。
ただし、全ての火葬場が合祀墓を併設しているわけではないので、合祀を希望する場合は対応した火葬場に依頼しましょう。
納骨堂がある火葬場を選び、ペットの遺骨を納骨堂に預けるのも1つの選択肢です。
お墓を用意する予定がある方は、一時的に納骨堂に預けておくのもよいでしょう。
遺骨を自宅に持ち帰り、庭に埋葬するケースも多くあります。
ペット葬儀の方法や流れを知って大切なペットとしっかりお別れしよう
ペットが死んでしまった時どうするかを考えておくことも飼い主の責任です。
火葬場にお願いして火葬だけしてもらう、業者に依頼して本格的な葬儀をするなど色々な方法があります。
家族の一員として大切に育ててきたペットをどのような方法で見送るか、慎重に決めることが大切です。
後から後悔しないように、自分なりの方法で大切なペットを見送ってあげてください。
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